女性のための食生活教室

細胞内にあるミトコンドリアの量や機能を上げることが、老化の速度を遅らせる、という報告があります。
美容においても、医療においても注目される「アンチエイジング」において、アルファリポ酸はいま、非常に注目の素材です。

細胞内のミトコンドリアが活性化されると、細胞内活動も活性化され、人間においては、体温の上昇などの効果も見られています。
体温が１度下がると、免疫力も３０％下がる、と言われています。
冷え性や、平均体温の低い方は、体内代謝が停滞気味であることが多く、むくみや、風邪をひきやすい、こじらせやすい原因になります。

アルファリポ酸を多く摂るには、生のトマトがおすすめです。
熱に弱いため、加熱調理すると壊れてしまいます。

多く含む食品：トマト（生のもの）  

静岡の名産品であるミカン。
果実も美味しいですが、この皮もとっても使える素材なのです。

漢方でも用いられる素材であることは、よく知られていますよね。
ミカンの皮は漢方素材としては「陳皮（ちんぴ）」と言います。
皮を乾燥させて使います。

風邪をひいた時にも有効とされていて、お風呂にいれても、体を温めるとされていますね。

この陳皮、高血圧で眠れないときにも有効とされています。

お風呂に入れて用いるときは、乾燥させたものをネットに入れて。。
飲食用に用いるなら、農薬が付着している場合があるので、よく洗った上で、乾燥させましょう。
できれば、無農薬、有機栽培されたミカンであれば安心ですね。。